記憶術とは?おすすめの記憶術6選やトレーニング方法もご紹介

勉強してもなかなか覚えられず、自分は記憶力が悪いからと諦めていませんか?本記事では、記憶の基本的な仕組みやおすすめの記憶術、記憶力を高めるコツについてご紹介しています。

記憶力は才能ではなく、トレーニングとテクニックで誰でも高めることができるものです。ぜひ本記事を参考に、ご自身の記憶力アップにチャレンジしてみましょう。

「自分に自信が持てず、常に不安」
「人の顔と名前が覚えられない」
「資格試験に合格したい」
「英単語が全然覚えられない」
「本の内容をすぐ忘れる」

それ、記憶術で解決できます!

講師プロフィール

日本一の記憶博士

吉永 賢一

偏差値93

東京大学理科3類合格

IQ180を持つメンサ会員

講師歴32年、元家庭教師で15,000人以上に指導

記憶力ギネス世界新記録保持者という業界随一の肩書を持つ記憶術講師

書籍出版や雑誌掲載多数!

記憶について

記憶は以下の4つのプロセスから成り立っています。

  1. 注目…情報を意識的に近くする
  2. 符号化…情報を短期的に記憶する
  3. 貯蔵…情報を長期的に記憶する
  4. 想起…記憶した情報を呼び出す

上記のプロセスの通り、記憶には情報を受け取った直後に短期的に記憶に留める「短期記憶」と、長期的に記憶する「長期記憶」があります。

短期記憶は「海馬」という部位に保管されます。海馬の容量は小さく、記憶はあくまで一時的なものにとどまり、そのほとんどがすぐに消えてしまうのが特徴です。

一方で長期記憶は「大脳皮質」という部位に保管されます。大脳皮質は大容量でその記憶容量は約2.5ペタバイトと言われています。1ペタバイトは、一般的な書物の5,000億ページに相当すると言われており、以下に大きいかがわかりますね。

大脳皮質に記憶されたものは数分間~数年間に及びます。ただし、大脳皮質への記憶は、脳が勝手に行うことができません。そのため、自分にあった手法を用いて意識的に記憶しなければならないのが特徴です。

記憶術とは

記憶術とは、大量の情報を短期間で覚え、長期的に記憶し正確にアウトプットする技術のことです。

記憶術の歴史は古く、古代ギリシャ時代からすでに活用されていたといわれており、日本でも縄文時代から使われていたことが明らかになっています。

現代ではさまざまな種類の記憶術が生み出されており、自分にあった方法を選べるようになり、さまざまな分野で活用が進んでいます。

このように記憶術は特別な力だと思っている人も多いですが、そうではありません。記憶術は料理や自動車の運転などと同じで、誰でも習得できる「技術」です。

記憶術の種類

記憶術の種類には、大きく分けて以下の3つがあります。

記憶術の種類
  • イメージ法
  • ストーリー法
  • 場所法

この3つは記憶術の分類としては大まかなもので、それぞれの種類にはより具体的な記憶術がさまざま存在しています。

まずここではこの3つの記憶術がどういったものかについて、見ていきましょう。

①イメージ法

イメージ法とは、言葉や概念を視覚的なイメージに置き換えることで記憶に残りやすくする方法で、写真記憶とも呼ばれます。

視覚や聴覚、嗅覚などの具体的なイメージとともに記憶することで、より情報のインパクトを増すことで、記憶しやすいと言われています。

この記憶方法は、チンパンジーにも備わっているといわれており、人間が昔から持っている能力の1つです。しかし、この能力は思春期頃から徐々に衰えていき、成人にはほぼ使えなくなってしまいます。

そのため、意識的に記憶したいものをイメージと結びつけていくことが重要です。

関連記事:映像記憶とは?トレーニング方法を徹底解説

②ストーリー法

ストーリー方は、記憶したいものをひとつの物語にすることで、記憶に留めやすくする方法です。

人間の脳は一度に4~7個程度までしか記憶できないといわれています。そのため、例えば一度に単語を10個覚えようとしても難しいのです。

ストーリー法では、覚えたいものを物語にすることでそれぞれを関連付けします。

例えば、「りんご」「鳥」「空」「羽」「石」「人魚」という単語を覚えるとしましょう。

「りんごを咥えた鳥が空を飛んでいる。鳥の羽が石に落ちると人魚に変わった。」というように簡単な物語にすることで、覚えやすくするのがストーリー法です。

物語は多くの人が子どものころから慣れ親しんでおり、自然と記憶に残りやすい点もストーリー法のメリットです。

関連記事:エピソード記憶とは?特徴や意味、記憶との関連について解説!

③場所法

場所法は、情報と場所を結びつけることで記憶しやすくする記憶術です。

例えば、「りんご」「鳥」「人魚」の3つを覚えたい場合に、自宅のリビングにりんご、玄関に鳥、ベランダに人魚を置くイメージをします。

こうすることで、場所の風景をきっかけにして単語を思い出せるようにします。

場所法は、記憶力を競う世界記憶力選手権で上位の選手でも使われているテクニックで、短時間で何かを記憶したいというときには有効なテクニックです。

場所法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:最強の記憶術「場所法」の使い方!勉強や仕事に役立つポイントを解説

具体的な記憶術の一覧

先程ご紹介した「イメージ法」「ストーリー法」「場所法」は大きな区分の記憶術です。

ここではさらに具体的な記憶術として、以下の6つをご紹介します。

  • チャンキング
  • ラッシュカード
  • マインドマップ
  • Lociメソッド
  • 積み上げ方式
  • 反復

チャンキング

チャンキングとは、一見バラバラに見える情報をグループ化して覚えやすくする記憶術です。

ちなみに「チャンク」とは「かたまり」を意味する言葉で、チャンキングは「かたまりをつくる」テクニックを表しています。

わかりやすい例としては語呂合わせです。「イイクニ(1192)作ろう鎌倉幕府」など、年号を語呂合わせで覚えた人も多いのではないでしょうか。

チャンキングは、すでに長期記憶にある情報と無機質な情報を置き換えて覚えることで、記憶します。

このチャンキングを利用した記憶術の活用で有名なのが棋士です。将棋の世界では勝負がついた後に、盤面を両者ではじめから正確に再現し反省会を行います。

棋士は普段から、数多くの棋譜を学習し記憶しています。何百手にも及ぶ盤面を正確に記憶できるのは、目の前の盤面の動きと過去の棋譜を結びつけ記憶しているからです。

その証拠に、過去の棋譜にはありえないようなランダムな配置を記憶してもらったところ。7つ程度までしか記憶できなかったそうです。

つまり棋士は人並み外れた記憶力を持っているわけではなく、過去の膨大な棋譜の長期記憶とチャンキングのテクニックを活用して盤面を記憶しているのです。

このチャンキングは、全米記憶力チャンピオンも活用している方法で大量の情報を記憶するのに有効なテクニックと言われています。

フラッシュカード

フラッシュカードは、情報をカードなどに書きとめ視覚化することで長期記憶につなげる記憶術です。

単語カードで英単語を覚えたという人も多いのではないでしょうか。

フラッシュカードは覚えたい単語や用語などを表面に書き、裏面へ意味や定義を書きます。そして表面の単語を見て、裏面の意味や定義を思い出す練習を繰り返します。

フラッシュカードは、反復法と相性が良いとされており、毎日繰り返すことでより効率よく記憶することができるといわれています。

また定期的にカードの順番を入れ替え、順番で記憶するのを防止するとより単語と意味を関連付けて記憶できるようになるでしょう。

マインドマップ

マインドマップは、思考や情報を関連付けて視覚化して記憶する方法です。

思考や情報を視覚化できるため、ビジネスにおいてもブレインストーミングなどで有効な方法として知られています。

マインドマップでは、関連のある情報同士を放射線状につなげて視覚化します。これにより、情報を関連するグループごとにつなげられるので、記憶術としても効果的です。

視覚化というイメージ法に加えて、それぞれのつながりを整理することで「連想」できるようになる点に「強み」があります。

人間の記憶は翌日には約66%は忘れているといわれていますが、これは記憶がなくなっているのではなく、記憶が引き出せていない状態になります。つまり、記憶を引き出せる仕組みを作っておくことがポイントです。

マインドマップは、情報同士を関連づけることで情報そのものを忘れてしまっても他の情報から連想できる仕組みを作るため、効果的な記憶テクニックだといえます。

Loci メソッド

Loci(ローカイ)とは、ラテン語で「場所」という意味です。

Lociメソッドは場所法の一つで、自分が完璧に思い出せる具体的な場所に覚えたいものを配置していくことで、記憶力を高めます。

映画「羊たちの沈黙」に登場するレクター博士が使っているのを見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。

このLociメソッドは以下のステップで行います。

Lociメソッドのやり方
  1. 自分が完璧に思い出せる場所を決める(例えば、自宅、通勤経路など)
  2. 場所にポイントを設定し、イメージを割り当てる(玄関、キッチンなど特定の目印をつけそこに記憶したいイメージを配置する。

例えば、買い物リストを例に見てみましょう。買い物リストには以下があるとします。

これを自宅で利用したLociメソッドで記憶してみましょう。

  • 階段を卵が転がり落ちて割れるイメージ
  • リビングのソファが肉でできているイメージ
  • 玄関で魚が飛び跳ねている

このように場所と紐づけて具体的なイメージをしておくと、場所を頭の中でイメージすることで簡単に思い出せるようになります。この際、イメージはできるだけ奇想天外なものにしたほうが記憶に残りやすいでしょう。

また、一度イメージしたら終わりではなく、実際に頭の中で何度も巡ることでより強力に記憶できるといわれています。

積み上げ方式

積み上げ方式とは、その名の通り、自分がすでに知っている情報の上に記憶したい情報を積み上げて記憶に留める記憶術です。

積み上げ方式は、情報そのものを単純に記憶するのではなく、既知の情報との関連性やトピックを見つけて、結びつけておきます。

そうすることで、自身のロジックの中に情報を取り込み引き出しやすくなります。

反復

反復はその名の通り、何度も繰り返して脳に情報を記憶させる方法です。しかし、ただ何度も繰り返し無理やり丸暗記をする方法は、効果的ではありません。

情報を記憶して定着させるためには、脳が情報を整理して、引き出すための神経回路を定着させていく余裕をもたせることが重要です。

そのため、記憶を定着させるためには以下の3つのルーチンを繰り返しましょう。

記憶を定着させるルーチン
  1. 記憶したい情報を学習する
  2. しばらく時間をおく
  3. 別の作業を行う

このように休憩や別の作業を行うことで、脳が情報を整理して神経回路を作り定着させる余裕が出来て、より記憶をしやすくなるのです。

記憶術を上げるテクニックについては以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:記憶術テクニック7選!記憶のメカニズムや記憶力を高めるコツも解説

記憶力そのものを高めるコツ

記憶力の良さは一種の才能のように感じている人もいるかもしれません。

しかし、実際には脳も筋肉と同じように鍛えられますし、記憶するという行為は野球でいうバッティングやピッチングと同じ「スキル」です。

つまり、誰でもトレーニングを積むことで、ある程度記憶力そのものを高めることができるのです。

例えば、以下のようなトレーニングが効果的です。

  • 覚えたものをアウトプットする
  • 思い出せそうなものを頑張って思い出す
  • 毎日反復して記憶する

トレーニングといってもそこまで難しいことをする必要はなく、日常生活のちょっとした工夫だけでも大きな効果が得られます。

記憶術のトレーニングについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:記憶力向上のために実践したいトレーニング11選とおすすめの記憶術

脳によい生活習慣

記憶力を高めるためには、記憶を司る脳のコンディションを整えることも大切です。

ここでは脳のコンディションを整えるため、脳によい生活習慣について詳しく解説します。

食生活

脳のコンディションを整えるため、よい食生活を送りましょう。

青魚などに多く含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は脳細胞を活性化させて、記憶力に好影響を及ぼすといわれています。

また、ツボクサの葉も脳に良いとされており、認知症の予防に効果があるといわれています。

その他、脳のエネルギー源となる「糖質」や神経伝達に関係する栄養素「カルシウム」など、記憶力に関わる栄養素は多数あるため、日々の食生活でこれらの栄養素を意識するようにしましょう。

 

食事によっても物忘れがひどくなる食材があります。以下の記事をご参考ください。

関連記事:物忘れがひどくなる食べ物をチェック!認知症リスク要因を改善

運動習慣

運動習慣をつけることも脳に良い影響を及ぼします。

運動により脳への血流が増えると、注意力や集中力が向上し、認知機能面でさまざまなメリットがあります。

また、運動をすることで体内のカルシウム代謝が良くなり、脳にカルシウムが供給され、神経伝達物質のドーパミンが増えることがわかっているそうです。

ドーパミンは体の動きをコントロールする働きがあるため、脳の活性化に非常に効果が高く、記憶力にも良い影響があるでしょう。

【関連記事】記憶力に効果的な運動3選 | 習慣づくりのコツも【たった10分】

良質な睡眠習慣

記憶力の向上には、良質な睡眠週間も欠かせません。

脳は日中に学習した情報を、睡眠中に整理しているといわれています。特にノンレム睡眠時に出る脳波であるデルタ波は、記憶定着の役割を担っていると考えられています。

またレム睡眠時に出るアルファ波には記憶を形成する役割があり、レム睡眠だけを削ると記憶の定着が難しくなるといわれています。

記憶を定着させるには、6時間半~7時間半の睡眠が必要です。

記憶を妨げる行動

記憶を妨げる行動をできるだけ避けることも重要です。

たとえば多量のアルコール摂取は、脳の神経細胞に影響を及ぼし、脳を萎縮させるといわれています。

また、睡眠不足も記憶を妨げる行為です。

脳はレム睡眠時に記憶の整理・忘却を行っています。このレム睡眠は一度の睡眠で4~5回ほどしか来ないと言われており、睡眠時間が短くなれば、それだけ記憶を整理する時間がなくなります。

その分脳の記憶容量が圧迫されてしまうので、記憶力が悪くなってしまうでしょう。

脳をトレーニングして記憶術を身に着けよう

本記事では、記憶術の概要やおすすめの記憶術、記憶力を高めるコツについて詳しくご紹介しました。

記憶術は決して特別な力ではなく、トレーニングにより誰にでも習得できるテクニックです。

ご紹介した「イメージ法」「ストーリー法」「場所法」や、さらに具体的なテクニックから、ご自身にあったものを見つけて、ぜひチャレンジしてください。

合わせて、睡眠時間の確保や脳によい食生活・生活週間も意識してみてくださいね。

記憶術を取り入れてみるのもおすすめ

どうしても記憶力が上がらない...という人には、記憶術を試してみるのもおすすめです。

「記憶術」と聞くと少し怪しいイメージや、小手先のテクニックのイメージを持つ方もいるかも知れません。

しかし、人間が何かを記憶する際には決まった法則があり、その法則を1つずつ紐解いて、最適化された方法が記憶術です。

つまり、怪しい妖術ではなく、科学的に裏打ちされた記憶力をアップさせる方法が「記憶術」なのです。

吉永式記憶術では、期間限定で無料動画教材を公開しています。

無料動画だけでもかなり勉強になるので、「記憶力を少しでも上げたい」と思っている人は見てみてください。

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監修者
的場 惇人(まとば あつひと)

株式会社Wonder Education 代表取締役

#株式会社Wonder Educationとは?

Wonder Educationは関わっていただいた全ての方に驚愕の脳力開発を体験していただき、
新しい発見、気づき『すごい!~wonderful!~』 をまずは体感していただき、『記憶術は当たり前!~No wonder~』 と思っていただける、そんな環境を提供します。

#記憶術に対する想い

学校教育だけでは、成功できない人がたくさんいる。良い学校を卒業しても、大成功している人もいれば、路頭に迷っている人もいる。反対に、学歴がなくとも、大成功をしている人もいれば、路頭に迷っている人もいる。一体何が違うのか?
「人、人、人、全ては人の質にあり。」
その人の質=脳力を引き出すために、私たちは日常生活の全ての基盤になっている"記憶"に着目をしました。

「脳力」が開花すれば、人生は無限の可能性に溢れる!

その方自身の真にあるべき"脳力"を引き出していただくために、Wonder Educationが発信する情報を少しでもお役立ていただければ幸いです。

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